特集：「１００人村」の体育・スポーツ
池田香代子さんの対訳で有名になった「世界がもし１００人の村だったら」（マガジンハウス）に因んで「１００人村」というタイトルをつけてみました。いわゆる「途上国」と言われている国々の体育・スポーツから私たち自身を見つめなおしてみよう、という企画です。
「海外体育事情」は何と！エクアドルとスペイン、中国から。巻頭言はヒマラヤのバレーボールです。中国の体育事情は川口智久先生に訳していただきました。
論考の宗倉さんと口野さんには、海外からの学び方や学ぶ意味を提起していただきました。
一押しは「海外映画の中のスポーツ」です。京都の茨木さんには、イラン映画で「運動靴と赤い金魚」を、福井の田崎さんには、インド映画「ベッカムに恋して」を紹介していただきました。「運動靴…」は高倉健も惚れこんだ映画です。ＤＶＤも紹介されていますので、ぜひご覧になってください。「ベッカム…」は、この原稿を書くために田崎さんが福井から金沢の映画館までクルマを走らせたというシロモノです。
国際色豊かな８月号をぜひ手にとってください。そしてご批評を！
「たのしい体育・スポーツ」編集委員会 愛知班 成瀬 徹
（「同志会東京」№３２９より）
